山形の海のプラスチック分析実験!@ネイスペ

11月16日のネイスペはプラスチック分析実験!

という事で今回は屋内で行いました!

 

最近はいろんなところでプラスチックの問題聞きますね~。

プラスチックにはどんな種類があるのかな?

どんな問題があるのかな?

プラスチックって良いの?悪いの?

 

今日は実験を通して考えてみましょう!

 

今回注目するのは山形県にある飛島の海ゴミ。

 

飛島は海流の関係で多くのゴミが漂着します。

地域の方や自治体、NPOの皆さんが一生懸命回収しても増える一方。

その中でもすごーく多いのがプラスチック。

海としては豊かできれいなのに、このゴミの影響で生き物たちや地域の方が大変な思いをしています。

 

じゃあこのプラスチックってどこから来るんだろう?

日本や周辺の国々、船舶、陸から出てきたものなどいろんなところから来ています。

 

今日はこのプラスチックを分類して海ごみのプラスチックについて考えてみよう!

 

という事で早速分類するための実験です。

燃焼性のちがいや比重の違いを使って調べていきます。

 

アルコールランプに少しビビるみんな 笑


 

すこしビビりながらもみんな上手にマッチ&アルコールランプ着けられました!

学校だと全部ライターみたいですしね…。

早速燃焼実験です!

 

食塩水とアルコール溶液を使って比重の実験も!

 

プラスチックの種類によって浮いたり沈んだりする様子にみんな「おぉ~」と感動の声を出していました 笑

 

しっかりデータをとって分類中

「これPSじゃない?」「いやPPでしょ。」

なんて相談していてGood!でした!

 

さぁ飛島のプラスチックごみをやる前に、まずは腹ごしらえ!


 

お昼休憩の後は昨年までうちのスタッフとして活躍してくれていて今は飛島で働いている朋ちゃんによるオンライン講座です!

 

実際に飛島の浜まで行ってもらってゴミの現状などを教えてもらいました。

聞くのと見るのじゃ大違い。

みんなゴミ問題に実感を持ってくれたようです☆

 

朋ちゃんからのオンライン講座の後は飛島から回収してきたゴミを並べて、どのゴミを調べるか相談!

 

いろんなゴミがあるよね~。

〇ン〇ン〇ンのおもちゃなんかもあって、「これどっから来たのよ~」なんてみんな驚いてました。

ほんとだよね…。

 

さて、ここからは飛島の海ゴミ分類実験の本番!

さてさてどんなプラスチックが多いかな~?

 

レッツ実験スタート!


 

う~んどうやらPP(ポリプロピレン)が多いみたい…

ポリプロピレンの特徴は比重が約0.9。

つまり海水に浮いちゃうんですよね~。

 

さてさてお次はなぜこのPPが多いのか考察していきましょう!

 

ゴミとして多かったポリプロピレンやポリエステルはどんな特徴?

なんで多いのかな?

「浮いてたから波に流されてきた!」

「海でよく使われているから~」

とかみんないろいろ考える事ができていました。

 

じゃあ「沈むごみはどうなったの?」と聞くと「え?海の中…?」と、見つからないからないのでは無いことに気付いた様子(^^)

プラスチックは良い?悪い?に分かれてディベート大会もやりました。「悪い」方は言いやすいけど、プラスチックの利点の多さに言い負かされてしまってましたね。

そう、プラスチック問題ってなくせばいいだけじゃないから難しいんです…。

 

最後はレポートのお題!

お題が出た瞬間みんな「…」

頑張ってやってね☆

 

 

今回のネイスペはここまでですが、嬉しいご報告★

 

夏のネイスペの時に蔵王でナンバリングしたアサギマダラが群馬県の下仁田で再捕獲されました!

ナンバリングした本人のこの笑顔(^^)

 

こうして長い旅を続けて無事に目的地についてほしいですね。昆虫の命は一見はかないですが、我々の想像を凌駕するエネルギーを持っています!

後はネイスペ⑤で加工したメノウが到着!

 

みんな自分の石たちがきれいになった姿を見て感動!

 

早速つけてくれました(^^)

上野さん、齋藤さんありがとう!

(西川町の匠人さん)

 

次回はとうとう最終回…

あっという間だなぁ~

最後まで頑張っていきまっしょい!