河北町で鳥獣救護所体験!

ネイスペ3回目は河北町の児童動物公園で鳥獣救護所体験でした!

実は児童動物公園って県の鳥獣救護所だって知ってました??

 

保護された野生動物やけがした野生動物が運び込まれて、復帰までの一時飼養されている場所なんです。

今回はそこの飼育員さんや野生動物の保護、救護、飼養の一部をちょびっとだけのぞき見体験です!

生き物の命をしっかり考える回スタートです!

本日の講師は飼育員の宇野さん。

昔からお世話になっている頼りになる姉御です!

 

他にも複数の飼育員さんがいて、皆さんでこの鳥獣救護所の生き物たちの世話をしています。

 

ここに入ってきた子たちはいったいどんな理由で来たんでしょう。

もちろん児童動物公園としての側面もあるので、ウサギやポニーなどの野生ではない動物がいますが、彼らは購入や譲渡などによって飼育されています。

しかし、野生動物たちは何かトラブルがあってきている生き物だけ…。

宇野さんにそんな子たちのストーリーを教えてもらいました。

子どもの時に来たニホンザル

毎年同じところから連れてこられるフクロウたち

ヒトとの軋轢から運び込まれた動物たち


子どもたちは動物たちのストーリーを聞いて、普段見ている児童動物公園を違う目線で見ることができたようです。

 

さぁこの後は、早速鳥獣救護所の職員として役割分担をして各動物たちのケージを掃除します!

ニホンザルコーナーはちょっと難度が高めなので、6年生限定です 笑

ニホンザルコーナーのみんな様子をお届けします~

なんとなく気になる

飼育されていると言えど基本的には野生動物です。

なんとなく腰が引ける

もう完全に無理モード 笑

決して驚いて腰を抜かした図ではないんですよ!決してそういうわけではありませんよ!まさか二人が驚いてずっこけただなんて…。

※河北町の特別な許可、飼育員、専門家の指導の下、柵内での清掃作業を行っております。ご覧の皆様はまねされないようにお願いいたします。


動物を見ながらもしっかり清掃!

みんな一生懸命やってくれました!

 

その様子も写真にて~


ゴミをまとめたら集積所へ!

みんなで協力して運びました!

 

家でこんな働き者の姿、見てますか??

みんなよーく働きました!

 

この後はお待ちかねのお昼ごはん!

さてどんなお昼ごはんかしら??


午後からは救護所体験です!

捕獲、不動化、保定、検診までの一連の流れを体験しました~。

ってなんの写真だこれ?と思われた方、こちら吹き矢の体験写真です。

もちろん吹き矢といっても実際には模擬玉が入っているのですが、うまい人がやれば段ボールを貫通する威力が…ということで吹き矢シリーズ行きます!!

全員分は撮れていませんでした…(;_;)


不動化に続きまして、今度は体重測定!

 

子どもたちには実際にのって測ってもらいました~。

因みに子どもたちの要望に応え私の体重を測ったら、体重計の上のS字フックが曲がりました。

子どもたちは軽く引いていました…。ひどい。

続いて、検診です!

以前ダニの影響で皮膚疾患になっていたハリネズミにダニがついていないか顕微鏡でチェック!

前半でウサギの捕獲を体験した人はらくらくかな?と思ったらそうでもありませんでした。

あら、いい笑顔☆


捕獲、サンプリングができたら顕微鏡でチェック!

ダニはいないかな~??

よーく探してね(^^)


吹き矢や体重計測体験の裏ではウサギの捕獲と検診を行っていました!

みんななかなかウサギが捕まえられず四苦八苦…

こんなの野生に比べればらくちんですよ!

 

みんな頑張れ~☆


さぁ、みんな鳥獣救護の大変さ分かってもらえたかな?でもすごく大切なお仕事でした。

命の大切さよくわかってくれたかな?

表に出ている生き物以外にも実は治療中やさまざまな理由でみんなの目に触れない生き物もたくさんいます。

未だに鳥獣救護所に犬猫を捨てていく人や何も考えずに野生動物を連れてきてしまう人もたくさんいます。

命を守るという事、命に責任を持つという事、命に真剣に向き合うという事をこの体験を通して、感じてもらえたら嬉しいです。

 

「河北の児童動物公園って救護所でもあるんだよ!」なんて今度友達や家族に話してみて下さい。

いつもと見方が少し変わって、さらに楽しめるようになりますよ!

 

次回は蔵王宿泊回。

天気いいといいな~☆