2023年度最後の理科学くらぶ(中学生)♪

2023年度最終回は中学生クラスもきちんとご報告したいと思います♪

(いつも小学生のブログにちょろっとだったのごめんなさい)

 

さて。最終回は『月山の万年雪で発見された旧石器時代のミイラのルーツを探れ!』です。

 

…え~…ミイラは発掘はされてないですよ。くれぐれも信じないように…

 

今回はDNA分析の手法の一つ「DNAフィンガープリント法」を用いて解析し、結果から小論文を作成する…という内容にチャレンジしました。

 

2時間×2回ではぜっったい足りないので、2回目はお泊り会に!

受験を終えた3年生メンバーも復帰して、いざチャレンジ!

 

さあ、今回はDNAの構造をさらっとおさらいしながら、電気エイド云う方についてお話しました。

 

今回は、団体のDNA班小城もフル参加してもらい、より深くDNA研究に切り込んでいきました。

 

そして、今回はペアで実験に取り組むのですが、自由にペア割してもらいました(いつもは学年・性別をなるべくごちゃまぜにしていたんです)

 

ピペットマンの使い方はもうばっちり!「ほしい~」の声。…何に使うの?(笑)

安定の3年生コンビ。

もうかれこれ5年近くやっているもんね。


1回目は準備運動みたいなものです。

 

2回目は…電気泳動の練習と本番!

レーンへの入れ間違い・操作の間違い・微量試薬の取り扱い…あげれば失敗要素は山ほどあります。

 

それをガクブルしながら練習…

 

他のメンバーの練習も食い入るように観察してイメトレ。

 

手の震えを我慢…

そうそう。うまいうまい。


片付けや夕ご飯、お風呂に夜のお楽しみ話…

 

このメンバーでの理科学活動もこれで最後と思うと一つ一つが感涙もの…といいたいところですが、小さいころと変わらない相変わらずのみんなの不思議な行動に笑いが絶えません。(マスクをしながらお風呂に入る…そぼろみたいなカチカチスクランブルエッグ…お泊りセットの落とし物…起床1分でにぎやかなおしゃべり…等)

 

 

小さいころから知ってる気心知れたメンバーだからこそ、身長は追いこされても変わらない関係性が嬉しい限りです。

さて。翌日は染色したゲルから結果を読み解き、小論文の作成です。

 

今回は秋田出身のDNAが検出されました。

 

ふむふむ。

旧石器時代の山形ってどんな地形?気候?文化?様々な現在分かっているデータと併せて考察していきます。

 

作文とは異なる技法に悪戦苦闘しながら、文献を読み、筆を滑らせるみんな。

バンドは見える?

見えにくい?


どれがルーツか分かった?

地形的にどんなルートで来たか考える図。


小論文は順調?何名かは書き直しに。

難度も書けばうまくなる!ラッキー!!

…っておもってくれる??

お子様を待つ間保護者の皆様も実験を体験。普段お子様方こんなことやってるんですよ~。


あっという間の1泊2日。

あっという間の1年でした。

 

毎回、みんなを見送った後の理科学は静かなもので、すぐに次の活動が恋しくなります。

 

さあ。次は来年度の準備です。

来年度はどんなメンバーになるのでしょうか。

 

今から私がワクワクしています。

スケジュールにはないものも企画していますので、ぜひお楽しみに♪

 

それでは、皆様。しばし5月までお別れです(^^)