じめじめ~っとした梅雨がやってきました!
けれど、理科学くらぶはワイワイ子どもたちの声であふれて元気いっぱいです。
さて、6月のテーマは『細胞』!
触れば触るほどハマる顕微鏡の回です。
特に3~4年生は触りたくて触りたくて…
「ハイ、すぐさわらない―‼」と言われてばかり(笑)
でも、あっという間に顕微鏡を任せられるほど上達しました♪
まずは、「細胞ってなんだ??」のお話し。
6月になると結果と考察のちがいを意識した発言が出てくるようになりました。
実物やフィギュア、自身の体や身の周りのものと比べて「細胞とは何か」にせまりました。
コチラはフィギュアで細胞のつくりを学ぶ様子。
「これは?」「ゴルゴ体!(ワザと)」「…ゴルジ体ね(笑)」と笑い声あふれながら覚えました。
今回は2種類の顕微鏡を用いました。
まずは双眼実体顕微鏡で自分の指を観察。
「めっちゃささくれてる!」「指紋すごい!」など、改めて自分の殻がを観察する楽しさです。
顕微鏡って違ったものの見方を教えてくれる素敵な実験器具です(ぜひサンタさんや誕生日におねだりしてほしいな~…という個人的願いです)。
単眼生物顕微鏡で動物細胞と植物細胞を観察!
ピントを合わせるのが難しいね。
動物細胞は自分のものを。先月に、サンプリングは「1ヵ月くらい痛いよ~。つらいよ~」と軽くうそをついたので非難を受けました(笑)
スポイトやチューブ一つとってもみんな「ほしい!」の声。持って帰った子は家では何に使ってるんだろう~?
2回目となるとプレパラート作成もピント合わせもうまくなり、顕微鏡にふりまわされず「細胞」をしっかりと観察できるように。
2回目は様々な植物細胞を観察。その違いを考察しました
「細胞みんな違うんだけど…!?」との声。
スケッチも生物画で統一。はじめはうまく書けないけれど、だんだんコツをつかんできます。
牧野富太郎さんの植物の生物画を見せたクラスには感動のため息が。
気付いたことを記録して、気づいてことを結果として残す。そこから考えられることをみんなで話し合い、気付きやキーワードを共有していきます。
そして、毎回「考える宿題」を出しています。
マストではありませんが、ぜひチャレンジしてほしいです。
そして、ぜひ保護者の皆様は一緒に考えないようにお願いします!(お調べも予習も不要です!)
子どもたちにも伝えていますが、自身のアイデアをどんな環境でも自由に発言してほしいので、『違うんじゃない?』と思っても、まずは見守っていただけると嬉しいです♪
中学生クラスでも『アイデア』を大事にしています。…といっても論理性とプレゼンテーション力もプラスされます。
中学生組は食品添加物がテーマ。
5つの実験と2つの体験を通して、小論文を作成してもらっています。
メンバーも長い付き合いなので、自然に意見交換や結果の共有ができます。
頼もしいですね。
たまには中学生の風景も紹介。
2週間放置した様々なメーカーの食品を観察。歓声?悲鳴?があがります。
香りも確かめます。
…え?よくわかんない?
しっかり確認してくださいね♪(私はしないので)
味覚実験の様子。
好みや経験からバラツキが出ると思いきや…結果は収束。面白いです。
小学生クラスも中学生クラスもようやく2か月。
さあ、これからもっともっとギアを上げていきますよ~!
来月も楽しみながら「好き」や「発見」を増やしていきましょうね。
(中村)
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