6月3日、数年ぶりの野生動物調査体験イベントを開催しました!
小雨ふる中、午前・午後の2回実施をしましたが、参加者の皆様も雨など気にせず活動してくれました。
今回は私たちが普段行っている野生動物の調査をちょっとだけ体験してもらいました。
間接的に生き物の生息を調べるフィールドサインや生け捕り捕獲するための罠、巣箱観察やセンサーカメラ☑、テレメトリー体験…と、ほんとにちょこっとずつですが、体験してもらいました(^^)
ワナの組立できるかな~?簡単そうで実はコツがいります。
カメラに映った動物の動きから、実際の現場でどのように動物が移動していったのか想像します。
実はこのセンサーカメラ、2週間前に団体認定レンジャーと大学生に「何を撮影したいか明確にしてカメラを設置してみてね」というお題のもと、設置したものです。
そのため、撮影されないことも。
つい、映ったことで満足してしまいがちですが、映らなかった理由もあります。
設置場所・天候・対象動物に会っていない…など。
大学生とレンジャーにとっての良い訓練にもなりました♪
後半は、団体で開発したYAMA-MONOコネクションというカードゲームを体験。
山形の「生き物ー環境ーヒト」のつながりを学べるカードゲームです。
写真は全て山形のいきものたち。図鑑のようにも楽しんでもらえたら嬉しいです。
4~5名ずつに分かれて対戦!あっという間にルールを覚えてしまう参加者の皆様の適応力に脱帽です。
各グループで優勝した方には、このゲームをプレゼント!
実は初期の2021年Ver.から内容を少しアップデートし、YAMA-MONOコネクション2023Verが出来上がったところです!
限定30個で教育機関などに寄付していますので、ぜひこちらからお問い合わせください(^^)
野生動物たちとのお付き合いは突然に起こる&困ったこともあります。
様々な生き物への想いもあると思いますが、『まずは知ること』で彼らの新しい一面を知って、それぞれのお付き合いの仕方を見つけてほしいと思っています。
いつも間にか知らないうちに絶滅してしまうような生き物たちも、我々ヒトと軋轢を生じてしまう生き物たちも、すべてひっくるめて山形のイキモノとして、興味を持ってもらえたら嬉しいです。
※本イベントは「やまがた緑環境税」を活用して実施しました。
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