5月の理科学くらぶ♪(2022)

2022年度理科学くらぶスタートです!

 

初回はまず元素について

今年も中学年クラス2クラス、高学年クラス2クラスの計4クラス!

 

裏メニューもありますが、そちらはまた別ブログにて…。

 

初めましての子もたくさんいて、スタッフもドキドキです!

世界って何でできてるんだろう?

 

実はたくさんのつぶつぶが集まってできています。このつぶつぶの名前(元素)をみんなで覚えようね~と言ったら、ほとんどの子が無理!って叫んでいました 笑

 

でもだいじょーぶ、覚え方のコツがあるからね。

 

昨年度経験の子たちもいけるよ~なんて言ってくれたので一安心です。

元素が違うと何が違うんだろう??

 

元素の違いを炎の力で見極める「炎色反応」の実験です。

 

薬品は扱いを間違うと危ないので、そのことを子どもたちに説明したら、じりじりと後ずさり…。

 

大丈夫今回の実験では危なくなんてならないから!

と伝えたらほっとした様子でした。

説明されて、理解する力すごいな~なんてシンプルに感心してしまいました。

やはり銅の炎色反応は「おぉ~」っていう声が聞こえましたね!

「薬品」という言葉で姿勢が引き締まる子どもたち。その姿勢は大切です!


 

炎色反応で物質の性質の違いが分かったところで今度は密度のお話。

密度に関する「秘密の質問」に昨年経験済みの子たちは笑いながらお口チャックしていました!

考えればわかるけれど考えすぎると訳が分からない。

 

答えを聞いた子どもたちは「そりゃそうか」顔 笑

 

普段見えているものを違う視点で見てみるって大事ですよね。

電子や金属元素についても学びました!鐘の音に合わせて電子を移動するのが大変~

1㎤のキューブの重さをはかりました。銅、アルミ、鉄そのほか…。

重さどう?大きさが一緒でもものによって違っているよね~


1回目の最後は元素同士の結合について。

フュー〇ョン!親御さん世代だとわかるでしょうか…?ドラゴ〇ンボールのあれです。

 

知ってる子は知っていましたが、要はあれと一緒。

 

2つのものが手を出し合って結合しているのです!

 

それを学んだら分子モデル作成!

 

1回目はこれで終了!

二酸化炭素を作るのに大苦戦!思い出して!フュー〇ジョンですよ!

サクサク作っていく中にも、仲間同士の助け合いがちらほら見えてきます。さすが~♪


 

2回目は前回学んだ原子、元素、結晶の話からBi(ビスマス)の結晶づくり!

 

高温の金属や火を扱うので注意が必要です。

 

みんな指示に従って、無事に結晶が作れるでしょうか!?

 

さぁドキドキの2回目スタートです!

 

まずは手順と気を付けることを夢奈さんに教えてもらいます。

高温になるからねと伝えてあるので、みんな集中して聞いていました。

 

集中しすぎて前のめりになっているのは危ないからやめようね 笑

 

中学年はガスコンロ、高学年はアルコールランプで実験スタートです!

腕がプルプル…。それでもみんな集中して腕をキープすることができました!高学年は全員で!

酸化膜を除去して、クリップを入れて、冷まして、いい所で引き上げて…難しいですよね~。

中学年クラスも集中してできました!中学年クラスは半分ずつ。他のグループは分子モデル作成!


 

すごく上手に結晶完成しました!

 

ビスマス結晶のこの形は骸晶と呼ばれ、ビスマスの科学的性質によってこの形状が形成されます。

また、酸化膜(酸素と結びついたビスマスの膜)によって鮮やかな色が表現されているのです。

 

多くの人たちがチャレンジしている実験ですが、化学をきちんと学んだうえで作ってみると、ただの「きれいな結晶」じゃなく見えてくるはず!

最後には自分で作ったビスマスの結晶を観察して、どんな特徴があるのか自分でノートにまとめてもらいました!

 

2回目ながらもみんなしっかりノートを作ることができていました。

理科の基本は観察から。

観察をもとに考察して、自分の意見を考えていくプロセスへとつなげていきたいと思います。

 

来月は細胞の話。自分の体を作っている細胞をよく学んで、生き物の基本を学んでいこう!