10月の理科学くらぶ

今年度の理科学くらぶも折り返しに突入!

10月は先月に引き続いて骨格標本です!

 

先月は前腕や前肢を行いましたが、今回は後肢にチャレンジしました。

 

全クラス、ニワトリの脚(もみじ)で進化を学んでいきます(^^)

 

今月は形態とDNAの進化の違いをお話して、特に標本の完成形にこだわりました。

先月の標本と並べた完成品をまずご紹介。みんな個性があって上手にできました。

じっくり見ると、今月のもみじの方がみんな上手です。

それでは、活動内容のご紹介です~!

 

まずは、DNAで見る進化を学びました。

 

因みに左の写真は各グループで考えたDNAでの進化の道筋「系統樹」です(注:まちがっているので、これをしんじてはいけません!笑)

 

どれがちかいんだろ~??…とみんなでワイワイならべかえて考えました。

この風景は動画にとっていますので、いずれ皆様に公開しますね。爆笑必死です。

人に一番近いのどれ~?

…ゾウじゃない!?

去年と違うけど!?という声。そりゃ変えますよ(笑)

みんな納得?何度も見返していきます。


カモノハシはみんなの作った系統樹でどーこだ??にみんな苦戦。

 

変てこな生き物だっていうのはわかるけど…

正解に悲喜こもごも。

 

実はこのカモノハシは最近の研究で、鳥にも爬虫類にも植物にも似ている部分(生態や形態、細胞の分裂方法など)があることが発見。

まだまだ世界には不思議がいっぱいです(^^)

そして、今回のメイン!

「もみじ」の徐肉です。

 

つまり、食べます。

 

みんな見た目でダメかな?と思ったら意外にもほとんどの子が完食。

おかわりもいたほど。

 

順番に食べて丁寧に骨をクリーニングしていきます。

あれ?順番・・・あってる??

うま~~!思わず笑顔がこぼれます。

 


続いて2回目は黙々と組み立てます。

 

高学年クラスは前月にワニの手を標本にしているので、その標本箱に納めていきます。

生きている時の骨の並び、骨と骨の間隔、配置、ラベルの場所…すべてお子様方のセンスです。

特に今月は標本作成2回目ともあって、標本の完成度は「こだわること」に比例することをお話しました。

 

「生きているように並べる」というのを目標にがんばりました。

基本簡単にはOKは出さなかったので、何回も何回もならべなおして完成させました。

ピンセットを自分の指の様に扱う難しさ…

高学年になると配置の姿も板についてきます。

中学年だけの活動。飾りつけも楽しい時間だよね。


立体的に仕上げるって簡単に見えて難しいんです。

 

本来は筋肉や健、軟骨など様々な組織に支えられて骨が配置されています。

 

これらがない状態で以下に生きているように見せるか。博物館での標本の見方も増えてもらえたら嬉しいです。

最後に、鳥の脚には様々な足指の形態があることを観察を通して学びます。

 

なぜその足の形になったのか?生態や生息環境、進化の順番など生き物によってその考察は異なります。

 

もぐらないモグラともぐるモグラの手はどうなったいたかな?

 

みんなにはとある鳥の足の形態がなぜそうなったのかを考察してくる宿題を出しています。どんな考えをだしてくるかな~♪楽しみです。

 

毎回ではありませんが、周期表のテストを行っています。

 

ほとんどの子が半分まで覚えてきました。

 

中には全部覚えきった子も!

 

みんなで歌ったり、マルつけしたり、確認しあったり…楽しみながら無りせず世界のすべての源を覚えていきましょうね(^^)

右の写真は、満点取れた子を拍手でたたえる様子。

クラスごとの雰囲気もまちまちで私もとっても楽しいです。

 

ちょっとオタクで理科への興味&発言が絶えない平日中学年。

個々のカラーが原色すぎて頭も抱えるけれど協力すると結束の強い平日高学年。

基本はマジメで負けず嫌いが多いけど実は仲良しな土曜中学年。

基本的に同窓会雰囲気で信頼出来て個がしっかりしている土曜高学年。

 

残り半分の活動でみんなの新たな1面が見れるのを楽しみにしています♪