9月の理科学くらぶ♪

随分とUPが遅れてしまいました!(汗)

 

9月の理科学は団体の大好きな(?)の骨!

 

交通事故やさまざまな原因でなくなってしまった生き物たちの残してくれた「骨」から生き物の生前の体調や死因、進化を学ばせてもらえます。

 

まずは、いろんな骨を観察しながら体を支え・守り・貯めて・つくる骨の役割と自分の体のどこにあるのかを学びます!

体が柔らかいみんなは肩甲骨が分かりやすい!

 

改めて自分の体を触りながら骨の形や間接のうごきを確かめるのも新鮮ですよ♪

 

関節部の骨の形はまさに機能美!

いろいろな動物の骨を比較すると、その形には無駄がなく、必要最低限の機能を集約した進化のあとがたくさんあります!

そしていよいよ骨格標本づくり!

 

今回はスーパーに売っている手羽先で骨格標本をつくります!

 

食べるところからできるので、みんな給食気分。

ただ、ホネを美しく残しながら食べることが目的なので、「ホネは傷つけない!軟骨の中の骨も取り出す!」と食べ方指導は給食とは違います(笑)

完食♡

お代わりあるよの声でやる気も二倍。

もくもくと骨をきれいに。

スーパーの手羽先は幼鳥なので折れやすい!

1,2,3…足りない…?

え?食べっちゃったかも!?


漂白して~、乾燥して~…

立体的に組み立て!これが難しい!

生きていた時のように角度を整えながら慎重に復活させます。


標本作成以外にも「進化とは何か」も学びます。

 

『形態の進化』と『DNAの進化』をチームに分かれて考えるゲームもしました。

 

地球の誕生から生き物が誕生し、今の環境にフィットする形に進化してきた生き物のホネのロマンに興味を持ってもらえたら嬉しいです♪

ちなみに、中学生たちも骨格標本をつくりました。

 

こちらは特別に許可を取って、私たちの研究に用いる本物の野生動物の骨のクリーニングを行います。

 

倫理・許可・技術も中学生にもなると大学生顔負けに学んでいきます。

 

今回は標本的価値と美術的価値を備えた標本づくりも。各自テーマに沿って、作りました。

1人1人個性が出て面白いです。

骨をどう見せたいか、を考えて作成してもらいました。

様々な頭骨を比較したデータからなにが読み取れるかの論述も行います。

情報と気づきから幅広い考察を広げていこうね~(^^)