2018年度 やまがたいきもの学 冬ver.③

2月16日(土)は、やまがたのいきもの学 冬ver.最終回『ケモノを食べて&作って学ぶ!?ジビエ×手作りソーセージで「衛生」を学ぼう!』

 

前回のフレンチレストランとは違って今回は自分たちで作ってみましょう!

 

はてさてうまくいくでしょうか…?

 

今回の講師は私たちヤマネ研究会メンバーではございません。ふっふっふ…

 

本日の講師はいつもうちのイベントを手伝ってくれている山形大学の大学院生 高木俊人君。

今回は「猪っとカルパス作り隊」の隊長として講師に挑んでくれました!

 

初の講師なので、開始前の顔はいくら笑顔でも緊張の色が隠せません 笑

 

頑張れトシくん!!

 

 

3回目は小学校低学年の参加もOKということで、多くの親子連れの方々が申し込んでくださいました!

 

なかなかソーセージ作るなんて体験できないですもんね!

 

まずは代表の中村から最初少しお話ししてからの~

 

高木先生!

 

はい!

 

緊張しすぎて笑顔がありません 笑

 

早速大事なお話。

 

野生動物の肉ってなんでほとんど流通してないんだろう?

 

いわゆる市販されている牛・ブタ・鳥と違って、野生動物のお肉ってきちんと食肉加工する施設が少ないからなんですね~

 

おっと、同じような写真でしたね 笑

 

野生動物のお肉を扱う上で、気を付けなければいけないことを学びました。

 

人畜共通感染症としてあげられる寄生虫やウイルス、細菌だけでなく、普段の調理から気を付けたいことも教えてくれました☆

 

一通り講義が終わったら、調理に移りました!

 

みんなエプロン、ヘアーキャップ、手袋をつけて準備万端!

 

なかなか慣れない格好に子どもだけでなく大人もはしゃいでおります 笑

 

 

しっかり、手洗ってね~

 

指の間から手首まで!

 

まるで職人のような姿になっております 笑

 

やりすぎかな?

と思う部分もあるかもしれませんが、野生動物のお肉を調理するということはこういうことでもあるわけです!

 

安全・安心第一!

 

 

まずは調味料を測って~

 

 

とにかくこねます!

 

ただしポイントは熱が入らないように、触りすぎないこと!!

 

ほんとなら氷水でボウルを冷やしながらこねる方がいいようですが、今日はそこまでやりません!

 

 

 

ひたすらこねて~

 

こねて~

 

これぐらい白くなったらOK!

 

 

仕上げの調味料を入れていきます!

 

 

専用の機械に羊の腸をはめていきます!

 

これが意外と大変!

 

みんなかなり苦労されていましたね~

 

 

空気を抜いたお肉を機会に詰めて押し出していきます。

 

 

お肉触った手で周りを触らないようにね!!

 

うふ☆

 

ぎゅっと押し出すこの感じがたまりません(^^)

 

 

出てきた時点でもうほとんどソーセージの完成!

 

楽しいんですよねこれ~

 

 

グルグル?短いの?余ったお肉でハンバーグ?

 

形を整えたら早速焼いていきましょう!

 

焼きあがったらこんな感じ!

 

お味はばっちりなようです!

 

子どもにはご飯かな~?

 

大人には麦からできた泡の飲み物が合いそうですね…☆

 

皆さんいい顔をして食べています!

 

イノシシの肉だからこそ感じる仔の肉っぽさ!

 

食べ応え、風味ともにばっちり!

 

味見をさせてもらいましたが、みんなのコネが良かったようでパサパサせずにおいしく仕上がっていました(^^)

さぁ、野生肉を調理してみて皆さんどうだったでしょう?

 

おいしいことも大事だけど衛生にしっかり気を付けて、安全に安心して食べられることがとっても大事ですね☆

 

アンケートもしっかり書いてくれました。

 

僕は必ずしもジビエ推進派という訳ではありませんが、せっかく楽しめるものをなくしてしまうのはもったいないですよね~。安全に続けていかないとその後も続けて楽しめなくなっちゃう。

自分たちの身を守りながら、楽しみを続けていけるように皆さんも普段から気を付けてみてくださいね!

 

牛・ブタ・鳥でも同じですよ~☆